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食中毒予防教室

■食中毒の病因物質

大分類 小分類 具体的な病因物質
微生物 細菌 感染型※1 サルモネラ属菌,エルシニア・エンテロコリチカ,ナグビブリオ,カンピロバクター・ジェジュニ/コリ,赤痢菌※4,チフス菌※4,腸炎ビブリオ※6,パラチフスA菌※4,リステリア菌,エロモナス,プレジオモナス など
生体内毒素型※2 腸管出血性大腸菌※4,5,コレラ菌※4,ウエルシュ菌,セレウス菌(下痢型) など
毒素型(食品内毒素型)※3 黄色ブドウ球菌,ボツリヌス菌,セレウス菌(嘔吐型) など
ウイルス ノロウイルス,肝炎ウイルス(A型,E型),ロタウイルス,サポウイルス など
真菌 カビ毒(アフラトキシン,オクラトキシンA など) など
化学物質 重金属(スズ,カドミウム,ヒ素化合物,鉛 など),農薬,洗剤,ヒスタミン など
自然毒 植物性自然毒 有毒植物(あじさいの葉,スイセン,馬鈴薯の芽や緑色を帯びた皮 など),毒キノコ など
動物性自然毒 ふぐ毒(テトロドトキシン),貝毒(テトラミン),魚毒(シガテラ) など
原虫 クリプトスポリジウム,サイクロスポラ,赤痢アメーバ,トキソプラズマ など
寄生虫 アニサキス,旋尾線虫,横川吸虫 など

※1:感染型とは,摂取された生菌が,腸管の表面に定着して炎症症状がでたり,腸管の細胞内に侵入して増殖し,そして 細胞間で拡散することにより細胞や組織が炎症や壊死を繰り返すことで食中毒症状を起こします。

※2:生体内毒素型とは,摂取された生菌が腸管内で増殖し,産生された毒素が原因物質となり食中毒症状を起こします。

※3:毒素型(食品内毒素型)とは,食品内で原因菌が増殖し産生された毒素が原因物質となり食中毒症状を起こします。

※4:指定感染症の第三類感染病原菌として指定されています。

※5:腸管出血性大腸菌は病原大腸菌の一つです。病原大腸菌にはいくつか種類があり、感染型と生体内毒素型が存在しています。

※6:腸炎ビブリオは,生体内毒素型として分類される場合もあります。

作成日:2009年7月